6 ワフシーの記憶
6 Wahshi’s Memory
ジャアファル・イブン・アムル・アッ=ドゥマリーはこう述べている:
Ja‘far ibn ‘Amr al-Dumarī says:
「ウバイドゥッラー・イブン・アディー・イブン・キヨールと私はホムス(シリア)へ行きました。当時、ワフシーもホムスに定住していたので、私たちは彼に会いに行きました。ウバイドゥッラーを見るやいなや、彼は「あなたはアディー・イブン・キヨールの息子ですか」と尋ねました。」
‘Ubaid Allah ibn ‘Adī ibn Khiyór and I went to Hims [Syria]. At that time, Waúshī was also settled in ûimü; therefore we went to go and meet him. As soon as he saw ‘Ubaid Allóh, he asked, “Are you the son of ‘Adī ibn Khiyór?”.
「はい、私は彼の息子です。しかし、どうして私をご存じなのですか。私はあなたにお会いしたことがないはずです。」とウバイドゥッラーは答えた。
‘Ubaid Allóh replied, “Yes, I am his son. But how do you know me, I have never met you before.”.
ワフシーは答えた。「確かに私たちは以前に会ったことはありません。しかし、あなたが生まれたとき、私はあなたを抱き上げて助産婦に渡しました。抱き上げたとき、足の部分を除いてすべてが覆われていました。今日あなたが来たとき、あなたの足を見て、あなただとわかったのです。」
Waúshī replied, “It is true we have never met before, but when you were born I picked you up and gave you to the mid-wife. When I picked you up, everything was covered except your feet. Today, when you came I saw your feet and recognized you.”.
ワフシーはウバイドゥッラー・イブン・アディー・イブン・キヒヤールにどれほど年月を経て会ったのでしょうか。ハーフィズ・イブン・ハジャルは『ファトフ・アル=バーリー』で次のように書いています。「生まれてから、彼は五十年後に二度目に彼に会った」。14 そして驚くべきことに、ワフシーは直ちに彼だと認識したのです。15