13. サイイドゥナ・ユスフ(アライヒッサラーム)と不信仰の体制における統治
13. Sayyiduna Yusuf (as) and ruling within a kufr system
ユースフ(アライヒッサラーム)について、彼が生きていた社会はジャーヒリーヤ(無明)の社会であり、そこでは シルク(多神崇拝)の信条が支配的であったと言われています。そうした社会では道徳的な堕落が蔓延しており、ユースフ(アライヒッサラーム)はそこで誘惑と不正にさらされ、人々が彼の潔白の兆しを目にした時には、彼を投獄することを決めたほどでした。王は、ユースフ(アライヒッサラーム)が夢を解釈する能力に優れていることに気づき、またユースフの誠実さを知ったとき、彼を牢獄から連れ出したのです。
Regarding Sayyiduna Yusuf (as), they say that the society in which he lived was a Jaahili society, in which the creed of Shirk was dominant. In that society, the moral corruption was widespread and Sayyiduna Yusuf was open to temptation and injustice in it to the extent that the people decided to imprison him when they saw the signs of his innocence. The King took him out of the prison when he realised how well Yusuf (as) could interpret dreams, and realised Yusuf ’s honesty.
そこで王は彼を選び、身近に置いた。そこで、預言者ユースフ(as)
So the King chose him and kept him close. So Sayyiduna Yusuf (as)
王にその任を求めたので、王はその願いを聞き入れた。こうしてユスフは、ジャーヒリーヤの統治と制度のもとにある役所の責任を引き受けたが、それはベニ・イスラエルのシャリーアに反すると知られていた。実行の面では、サイイドゥナ・ユスフは「王の宗教(制度)」、すなわち王の権威と統治の中にあった。そして弟を手元にとどめるために、ヤアクーブの律法に言及するという策略を用いる必要があった。それは、シャリーアのもとでは盗人は奴隷とされるため、弟に盗みの罪を着せるという計略を企てたときのことである。